自分の話をなかなか聞いてもらえない
「話の内容が薄い」とよく言われる
こんな経験はないですか?
なぜ、人によって話ている内容が薄いと感じたり、逆に深いと感じるのでしょうか?
それは、後者の場合は「ちゃんと考えて」話しているからです。
結論からいうと、頭のいい人は話す前に「ちゃんと考えて」います。
この「ちゃんと」について頭のいい人が具体的に何を考えているのかを詳しく解説しています。
頭のいい人は誰でもなることができます。
みんな「やり方」を知らないだけです。
ぜひ最後まで読んで少しでも興味を持っていただけたら、本書を実際に読んでみてください。
「頭のいい人が話す前に考えていること」とは?
「頭のいい人が話す前に考えていること」とは?なんでしょうか?
まずはAmazonの紹介文をどうぞ。
どれだけ考えても、伝わらなければ意味がない。でも、話し方のスキルだけでは、人の心は動かせない。コンサルで叩き込まれたのは、人の心を動かす、思考の「質」の高め方でした。本書は「頭のいい人」が何をどう考えているかを明確にし、誰でも思考の質を高め、「頭のいい人」になれる方法を伝授します。
引用:頭のいい人が話す前に考えていること | 安達 裕哉 |本 | 通販 | Amazon
本書では頭のいい人は話す前に「ちゃんと考えている」と書いています。
みなさんは考えないで話していますか?
そんなことないですよね?考えて話していますよね?
では、”ちゃんと”考えていますか?
「ちゃんと考えている」の”ちゃんと”とはなんでしょうか?
「ちゃんと」とは思考の量ではなく思考の“質”をあげるということです。
なんとなく考えているだけでは絶対に”ちゃんと考える”ことにはなりません。
本書では頭のいい人が話す前にどのように考えているのかを明確にすることで、誰でも頭のいい人になれることを目指して書かれています。
話す前に少し意識するだけで思考の質を高めることができます。
頭のいい人が話す前に考えていること|要約
先ほども書きましたが、頭のいい人は話す前に「ちゃんと考えて」います。
- 「7つの黄金法則」を手に入れ
- 「5つの思考法」を深める
ことで誰でも頭のいい人になれます。
話す前に少し意識するだけで自分の話を相手にうまく伝えられるようになります。
相手にうまく伝わらない理由【7つの黄金法則】
自分の話が相手にうまく伝わらない理由は「7つの黄金法則」を知らないからです。
相手に自分の話がうまく伝わらないのは、相手に信頼されていないのが原因かもしれません。
そのため、まずは相手から信頼される必要があります。
「この人は私のことを真剣に考えてくれているな~」
と心から思えた時に信頼が生まれます。
決めるのは相手です。
ですので、まずは相手に信頼される必要があります。
相手に信頼される言動としては下記のようなことを意識しましょう。
相手が話しているときは、基本的に反応してはいけません。
感情的になって怒らない、論破なんてもってのほかですね。絶対にダメです。
怒りが発生してから理性が働くのに6秒かかると言われてるから
イラっときたら6秒待つようにしよう。
よくしがちなアドバスもしてはいけません。
相手はアドバイスを求めていません。
共感して欲しいだけです。
一緒に悩み、一緒に考え、相手に全力で共感してあげましょう。
で、いつ相手に自分の話を伝えればいいの?って思いますよね?
信頼された後に次の「5つの思考法」を使って相手にうまく伝えるようにします。
相手にうまく伝えるようにうするには【5つの思考法】
自分の話を相手にうまく伝えるためには下記の「5つの思考法」を意識する必要があります。
5つの思考法の中でも「傾聴の思考法」について少し詳しく解説します。
相手の話を聞くときは、相手の言いたいことを考えながら聞くことが重要です。
わかっているけど実際は難しいですよね。
1番よくないのは、自分の言いたいことを考えながら相手の話を聞くことだよ。
聞く時の態度で意識すべきことは下記の3つです。
- 否定も肯定もしない
- 相手を評価しない
- 話が途切れても沈黙する
相手の話を聞く際の上記3つを意識するだけでも相手からの印象が劇的に変わります。
そして、話を聞きながら、
- 相手のゴールを確認し、
- モヤモヤを吐き出させ、
- 「こうしたい」という意思を素直に推す
ことで相手の意思決定を助けることができます。
これが傾聴の思考法です。
他の思考法も少し意識するだけで誰でも簡単にできるものばかりです。
ぜひ本書で確認してみてください。
まとめ:頭のいい人が話す前に考えていること|感想
本書を読むことで、誰でも少し意識するだけで「頭のいい人」になれることがわかりました。
「ちゃんと考える」ということを教わっていないからできないだけであって、黄金法則や思考法を理解することで誰でも信頼される人になれます。
相手にうまく伝わらないのは自分に原因があるかもしれません。
意見やアドバイスをするのではなく、情報を整理して相手の背中を推してあげることが重要です。
そうすることで、相手に信頼され、自分の意見や話しを聞いてくれる人になれます。
結局、「何を言うか」ではなく「誰が言うか」が全てです。
この記事で本書の内容を全て網羅しているわけではないので、ぜひご自身で確認してみてください。
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