楽天証券でつみたてNISAをするってよく聞くけど実際どうなの?
メリットはよく聞くけどデメリットとかはないの?
やめておいた方がいいの?
もちろんデメリットもあるよ。
実際に楽天証券でつみたてNISAをしている僕がデメリットを紹介するね。
デメリットをしっかりと理解した上でつみたてNISAを始めることが大事です。
結果としては、「デメリットはありますが、小額から毎月コツコツと始める」のがおすすめです。
おすすめの証券会社としては
- 楽天グループのサービスをよく利用する方→「楽天証券」
- 楽天グループのサービスをあまり利用されない方→「SBI証券 口座開設(無料) 」
で始めるのがおすすめです。
「楽天証券」と「つみたてNISA」のデメリットをしっかりと理解し、始めることができれば、長期的に資産が増えていき、お金に関する心配が減り、充実した生活をおくることができます。
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楽天証券のデメリット5つ
楽天証券でつみたてNISAをする際のデメリットを5つ順番に紹介していきます。
対人相談ができない
楽天証券はネット証券なので、実店舗がなく、窓口等での対面相談ができません。
基本的に、困ったことやわからないことは、電話やチャット等のネットからの相談になるので、対人相談でないと安心できない方にはおすすめできません。
しかも、電話もなかなかつながらないということも結構あるよ
対人相談をすることができないので、早く問題を解決したい場合でも、電話やチャット等のネットからの相談になるので時間がかかる可能性があります。
ポイント投資は通常ポイント以外使用できない
楽天ポイントには下記の2種類があります。
- 通常ポイント
- 期間限定ポイント
上記の2種類のうち、ポイント投資に使用できるのは「通常ポイント」のみです。
「期間限定ポイント」は期間制限が半月∼1ヶ月と短く、使用用途が限られているので、本来であれば優先的にポイント投資に使用したいところですが、使用できません。
ポイント投資に使用できるのは「通常ポイント」以外使用できないので、注意が必要です。
クレジット決済で5万円以上はポイント還元対象外
楽天証券では楽天カードクレジット決済を利用することで、1%のポイント還元が受けられますが、クレジット決済での5万円以上はポイント還元の対象外になります。
ちなみに「ジュニアNISA」は、ポイント還元の対象外だよ。
他にも「iDeCo」も対象外になっているから気になる方は1度確認しておいた方がいいよ。
楽天カードクレジット決済では毎月5万円までは、1%のポイント還元が受けられますが、5万円以上の場合や「対象外のサービス等」はポイント還元が受けられないので注意しましょう。
楽天グループのサービスを利用しない方はメリットが少ない
楽天グループのサービス、「楽天銀行」や「楽天カード」を利用しない方は楽天証券でつみたてNISAをするメリットが少ないのでおすすめではありません。
俗にいう「楽天経済圏の住民」にとっては、ポイント還元等の恩恵を受けることができるのでおすすめだよ。
今後「楽天グループのサービス」を利用していくという方は「楽天証券」でつみたてNISAをすることをおすすめします。
楽天グループのサービスを今後も利用する予定がない方は、ネット証券の大手「SBI証券」でつみたてNISAをするのがおすすめです。
初期設定後はすることがなく退屈
楽天証券でつみたてNISAをする場合、商品を決めて購入や積立金額を設定すると、あとは毎月コツコツと積立てするだけなので、基本的には全くすることがなく、退屈です。
僕も初期設定後は毎月一定額を積立てるだけなので、何もすることがないよ。
投資をしていることを忘れるくらい、何もすることがないので、物足りないと思うかもしれません。
つみたてNISAのデメリット8つ
つみたてNISAのデメリットを8つ順番に紹介していきます。
元本割れのリスクがある
つみたてNISAにかかわらず、「投資商品」なので「元本割れのリスク」が必ずあります。
「元本割れのリスク」が絶対に許容できない方は基本的に貯蓄や国債などの元本割れのリスクがない商品を購入するのがおすすめです。
「1円も損したくないよ!」って人は投資をしない方がいいよ。
年間40万円までしか投資できない
つみたてNISAでは年間40万円までしか、非課税で運用することができません。
なので、月に約33,000円までしか積立てることができません。
月に約33,000円を超えて投資をしたい場合は課税口座で運用するしかありません。
積立投資しかできない
つみたてNISAでは「積立投資」しかできないので、底値(値段が低い時)に一括で購入することはできません。
つみたてNISAでは毎月コツコツ定額を積立てるしかありません。
短期間でお金持ちになれない
つみたてNISAでは短期間では資産が増えないので、短期間でお金持ちにはなれません。
20年という長い時間をかけてゆっくり資産を増やしていく感じだね。
短期間でお金持ちになりたい方には「つみたてNISA」は向いてないので、FXや仮想通貨などの一発逆転のギャンブルに投資(投機)をするしかないです。
購入できる商品が限られている
つみたてNISAでは金融庁の厳しい検査をくぐり抜けた商品しか購入することができないので、購入したい商品が対象外の場合は購入することができません。
投資信託協会が公表してる投資信託総数は「5,930本(2022年1月時点)」となっており、つみたてNISAの対象商品総数は「206本(2022年2月時点)」となっています。
選べる商品数は28倍以上違うことになるね。
全然商品が選べないということだね。
つみたてNISAでは対象商品である「206本」の中から商品を選ばないといけないので、購入したい商品が対象商品に該当しない場合は購入することができません。
1人1口座のみ
つみたてNISA口座は同じ名義人に対して1人1口座までとなっていますので、複数の証券会社で複数のNISA口座を作成することはできません。
結婚しいる人は夫婦で2口座作ることは可能だよ。
一般NISAとの併用ができない
つみたてNISAは一般NISAとの併用ができないので、どちらかを選択する必要があります。
つみたてNISAと一般NISAの主な違いは以下の通りです。
つみたてNISA | 一般NISA | |
---|---|---|
投資方法 | 積立方式 | 通常買付・積立方式 |
対象商品 | 金融庁が厳選した投資信託 206本(2022年2月時点) | 国内・外国株式・投資信託 |
非課税枠 | 年間40万円 | 年間120万円 |
非課税期間 | 最長20年間 | 最長5年間 |
併用はできないけど、1年ごとに変更することはできるよ。
税制優遇が受けられないものがある
つみたてNISAは最長20年間、年間40万円非課税で運用できその間に出た利益に関しては非課税という素晴らしい税制優遇があります。
しかし、その他の税制優遇の中には受けられないものもあります。
税制優遇を受けられない主な2つを紹介します。
所得控除の対象ではない
つみたてNISAは所得控除の対象ではないので掛金に関して税制優遇を受けることはできません。
ちなみに、iDeCoは掛金全額に対して所得税控除が適用されます。
ここは勘違いしやすいところだから気を付けよう。
損益通算・繰越控除ができない
複雑な税制なので簡単に説明すると、一般的な金融商品では利益と損失を相殺できる「損益通算」や損失を翌年から3年間繰り越しができる「繰越控除」というものが利用できますが、つみたてNISAでは利用できません。
要するに、損失が出た時の税制優遇がないってことだね。
税制の話は難しいかもしれませんが、つみたてNISAは「非課税」というデメリットがないようなイメージですが、税制優遇を受けられないものもあるというのはしっかりと理解しておきましょう。
おすすめの方
ここまでの説明で「楽天証券」と「つみたてNISA」のデメリットのに関してよく理解できたと思います。
そこで、これからつみたてNISAを始めた方がいい方、おすすめの方を紹介します。
楽天証券か他社証券会社で始めるか迷っている方のためにおすすめの証券会社も紹介するね。
楽天グループのサービスをよく利用される方(楽天経済圏の住民)は「楽天証券」で問題ないです。
改悪はありますが現状(2022年2月)としては「経済圏」としての恩恵はまだ受けられています。
楽天グループのサービスをあまり利用されない方は「楽天証券」では、ほぼほぼ恩恵が受けられないようになっているので「SBI証券」がおすすめです。
楽天証券の改悪により「SBI証券」の方が全体的にサービスが良くなったから、おすすめだよ。
「SBI証券」はネット証券では大手2社のうちの1社なので、まず間違いないでしょう。
※今後「SBI証券」も改悪がないとは限らないので、その時の状況で判断するようにしましょう。
まとめ:デメリットを理解した上で投資を始める
「楽天証券」と「つみたてNISA」のデメリットについて簡単におさらいしましょう。
それぞれのデメリットですが、メリットになっていることもあると思いますし、むしろ投資初心者にとってはそこまでデメリットでない部分も多いと思います。
しかし、デメリットはデメリットとしてしっかりと理解した上で始めることが大事ですので、今回ご説明したデメリットを理解した上で「毎月コツコツと小額」から始めてみることをおすすめします。
楽天グループのサービスをよく利用する方は「楽天証券」で、それ以外の方は「SBI証券 口座開設(無料) 」で始めるのがおすすめです。
口座開設や商品選びなどの初期設定が大変だと思いますが、それさえ終わってしまえば、あとは毎月自動で積立てくれるので、最初だけ頑張りましょう。
ぜひ、これを機会に口座開設からしてみましょう。
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