「死ぬときに後悔すること」ってなんかタイトル重くて読む気しないですよね~?
内容はタイトルほど重くないよ。
むしろ知識として知っているだけでも勉強になることも結構書いてるよ。
正直若い方ほど「死」というものを意識する機会が少ないと思います。
死ぬときに後悔することを知るということは・・・
「死ぬときに後悔すること」を事前に知った状態で、後悔しないように人生を送れるってことですよね?
これってほぼチートですよね。
本書を読むことでそれが可能なので、読んでおいて損はないと思います。
人によって後悔する内容は全く違う
まずはAmazonの紹介文からどうぞ。
25万部を超える大ベストセラー。1000人の死を見届けた医師が聴いた最後の後悔とは――。待望の文庫化!
参考:死ぬときに後悔すること25 (新潮文庫) | 大津 秀一 |本 | 通販 | Amazon
ほとんどの人は死を前にすると後悔するという。では、人生の最期にどのようなことに後悔するのか──? 1000人を超える末期患者と正面から向き合い、その死を見届けた緩和医療専門医が、それぞれの患者が吐露した“やり残したこと” を25に集約。それらを参考にすれば、今から悔いの少ない人生を送ることができるのでは。「生き方」のヒントを教えてくれる大ベストセラー、待望の文庫化。
要するに「死ぬときに後悔することを25項目に集約して書いている」書籍です。そのまんまですね
1,000人の死を見届けた「専門家」が書いてるから、かなり説得力があるよね
人によって後悔する内容は全く違うので、共感できる項目とそうでない項目があると思います。
「死ぬときに後悔すること25」の内容
本書の内容を第1~6章までの各章で自分の中で共感できる内容を1つづつ紹介しています。
第1章 健康・医療編
この章で1番伝えたいことは「健康を大切にする」ということです。
当たり前のことですよね。しかし意外とできていない
「病気になる前にお金を使うか、なってからお金を使うか」
正直この発想はありませんでした。
どうせ使うなら病気になる前に使うことを推奨しています。
具体的には「きちんとした人間ドックを毎年1回受ける」ことです。
第2章 心理編
続いては「夢を持ち続ける」これは大事。
「夢」を持ち続ける限り、可能性は「ゼロ」ではない。ということ
当たり前のことですが、継続するのはかなり難しいですよね。
後悔の原因は「夢を叶えるために全力を尽くせなかったこと」なので
夢を叶えられなくても大丈夫です。
夢を持ち続けることができれば後悔は少なくなります。
「夢なんてないよ~」という方は
「今すぐ自分のやりたいこと」してみましょう。
第3章 社会・生活編
「自分の意思を伝えておく」日本人は苦手らしい
上記の内容だけでも伝えておくと、
残った家族の手を煩わせることなく、円滑に物事を進められます。
※遺産を上手に分けてくれるという期待はしない方が良い。
第4章 人間編
「誰かに会いたいと思ったらすぐに会いに行く」後回しにしがち
親や恩師は自分より先に逝く可能性が高いので、いざ会いたいと思っても会えないことが多い。
頻繁に会えない方に会った時は真心を込めて接するようにすることで後悔が少なくなります。
本書では「一期一会の精神」で接すると書いてありました。
第5章 宗教・哲学編
「健康なうちに宗教についてよく考える」
世界で1番死を恐れている現代日本人の最大派閥は「無宗教」
宗教については1つの宗教を盲信するのではなく、いくつかの宗教を比較吟味することを推奨しています。
自分の目で考えることが1番大事なので、健康なうちに自分で宗教について1度じっくり勉強してみるのもおすすめです。
第6章 最終編
「愛する人に『ありがとう』と伝える」簡単なことだけどね、、、
当たり前すぎたり、恥ずかしさがあるのでなかなか言いづらいかもしれませんが、伝えれるときに伝えないと後悔します。
まとめ:若い方にこそ読んで欲しい
本書では「健康」についてのことが多く書かれているように感じたので改めて
「健康な状態というのは本当に幸せなこと」
なんだと実感できました。
若いうちは「死」が遠くて日頃から意識して考えている方は多くないと思います。
歳をとってからも読みたい書籍ですが、若いうちにこそ読んでおくことで今後の人生が大きく変わるような内容でした。
僕自身20代でこの書籍に出会えてとても良かったと感じました。
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